トランザス(6696)の初値予想

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ぜんぜん、ブログを更新しなくなってしまいましたが、ひさびさに記事を書いてみます。

 

トランザスというIPOが当たったので、初値予想をしてみますが、願望も入っているのでご参考程度に。

 

 

1.IPO上場のタイミングと市場

上場予定日が、2017年8月9日と相場としては、第一四半期決算もほぼ落着き、材料難の中、単独での上場となるので、目立つIPOとなります。

 

もし年末などのIPOラッシュの時だと埋もれてしまう案件なのですが、時期がいいので、その点では、かなり期待できそうな案件。

 

ただし、セカンダリーでも過熱する状況はありそうですが、短期的な急落も多いにあるのでトレードする場合は、要注意です。

 

上場する市場としては、東証マザーズとなり、注目されやすい市場です。

 

2.株主構成と主幹事について

 

株主については、ロックアップなしのベンチャーキャピタルが「INTEL CAPITAL CORPORATION」1社。115,000株なので、こちらは早々と売ってくる可能性も高い印象です。

 

他には、ロックアップなしの会社もありますが、ベンチャーキャピタルではない様子。社長を含めた、大株主のロックアップ解除も1.5倍なので、売ってくる可能性はなくはないのですが、ベンチャーキャピタルに比べると売ってくる可能性はかなり低くなります。

 

ストックオプションも一部行使可能ですが、10万株強とそれほど多くはない印象です。

 

また、今回は主幹事がいちよし証券ということで、かなり珍しい案件です。いちよし証券の配分割合が全体の75%(555,000株)とかなりのシェアを占めています。ちなみにいちよし証券は、電話での注文のみとなるので、パソコンやスマホで簡単に売買できない点にも注目しています。意外と当選した人も売らずに様子を見る可能性もあり初値高騰の要因ともないそうですが、一方で、成行売りが増えるのかしれず、初値は興味深いですね。

 

 

3.業種について

 

有報やホームページを見るとIOT関連の新規事業、特にウェラブル端末を取り扱っており、興味深い事業に取り組んでいます。(ただし、利益にすぐに直結するわけではないので、将来性はあるだろうぐらいにとらえています。)

 

通信機能をもった端末であるIoT端末や機器装置(ターミナル)の製造販売及びそれを利用したシステム・サービスの提供を主要な業務としております。

 

具体的には、各種ソフトウェア(ファームウェア、システムのミドルウェア及びアプリケーションソフトウェア)の開発からターミナルの製造、システム・サービス提供、メンテナンスまでをワン
ストップで行っております。

 

 当社グループは主にソフトウェアやターミナルを開発し顧客の課題を解決し、さらに、それらの知的財産権を利用し新たなターミナルやサービスを開発し、様々なビジネス分野に展開しております。(新規上場申請のための有価証券報告書より)

 

 

このように記述がありますが、有価証券報告書をもっと読んでいくと、IOT関連には力を入れていて、高機能のウェアラブルデバイスを提供していたりし、このあたりの取り組みが人気化しそうです。

 

業務支援サービスを前事業年度に引き続き提供しております。
IoTソリューションサービスでは、映像配信分野において、ホテル客室が高稼働率にあることや2020年の東京オリンピックや外国人訪日客の増加を受けて新規ホテルの開設が相次いでいることから、ホテル向けVOD用のSTBやサーバを中心に提供いたしました。

 

また、作業支援分野においてはドイツ政府が推進するインターネットや人工知能を製造現場に導入しスマート工場の実現を目指すIndustry4.0に始まる産業界におけるIoT化(モノのインターネット化)が進んでおり、前事業年度において新たに提供を開始したウェアラブルデバイスの受注獲得を本格的に開始し、パートナーであるVARとともに実証実験を工場や倉庫において開始いたしました。(新規上場申請のための有価証券報告書より)

 

4.初値予想

 

需要と供給のバランスで行くと、初値高騰するかという観点からはこんな感じでしょうか。10点満点中

 

上場タイミング 10点

株主構成(ベンチャーキャピタルの多い少ない) 8点

ストックオプション 6点

新興市場が活況か 8点

主幹事 6点

人気業種 8点

 

結果的にかなり高騰はしそうですが、正直すごく難しい案件です。初値形成は、本当に需給の1点で、どこまで過熱するかがですね。どこまで上値を買えるか、そこからセカンダリーもまだまだ上がるか、それともセカンダリーは全く盛り上がらないのか。

 

1300円の公募価格に対して、2.3倍となる2990円はクリアしそうですが、2日目となるとどうでしょうかね。意外と冷静になりそうなものですが、市場はここしばらく材料難なので、高騰する要因も十分あります。

 

仮に即金規制となると意外と寄り付きが弱かったりもするのですが、総合的に勘案して初値は、おおよそ、3200~3900円程度かなと思っています。もっと高い予想もあるようで、このあたりは何とも言えませんが、あまり高すぎるとセカンダリー的にはうまみがないでしょうね。

 

個人的には、セカンダリーは入らずに様子見したいと思いますが、ストップ高、ストップ安どちらもありそうな銘柄です。いずれにしても個人投資家の注目度はかなり高そうな案件ですね。