カカクコム(2371)の株価下落について(2016年9月7日)

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こんにちは、せみけんです。

101円台まで突っ込んだ為替にもかかわらず、日経平均はそれほど下げず。

 

中国不安、欧州不安、米国大統領、原油安等不安を上げればキリがないですが、そろそろ業績良さそうな銘柄を買ってみてます。日銀の政策決定会合、FOMCの発表がある9月21日は重要な日ですが、予想しづらいことは無視して、少しずつ買いで参戦。

 

信用買残が多くないこと、米国利上げも不透明なことからとりあえず、的を絞っていきたいと思います。

 

カカクコム(2317)が暴落してましたが、PCデポといい、次から次へと新しいネタがでてきますね。カカクコムはどうなりますでしょうか。

 

2016年9月7日午後の東京株式市場で、グルメサイト「食べログ」などを運営するカカクコムの株価が急落し、一時は前日終値比で10.68%安となる場面があった。「食べログ」についている飲食店の点数を操作したのではないかとの指摘がインターネット上で出たと伝わり、売り注文がふくらんだ。終値は前日終値比85円(4.88%)安の1656円。

(引用元:産経新聞ニュース)

 

1.業績

2.ポイント

 

 

1.業績

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株価が、1,656円なので、PERで、22.6倍です。ちなみにROEは実績ベースで45%と化け物のような数値。営業利益率も40%越えと、収益力の高さはピカイチです。

 

FCFも大幅プラス、株主還元も積極的。2007年の安値からは10倍になっており、約10年で10倍とは、株価もずっと右肩上がりでした。

 

 

2.ポイント

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(引用元:平成29年第1四半期 決算説明会資料)

 

資料を見ると、足元食べログの売上高が38.2%と年々増加傾向にあり、ここまで伸びているとは正直しりませんでした。

 

価格.comが売上高に占める割合は、ほぼ半分までに低下しています。売上も10%以上で伸びているので、価格.comの売上の絶対額は伸びていますが、成長スピードでいうと、食べログが大きいですね。

 

そう考えると今回の事件が、どこまで本当かはわかりませんが、これまで高成長の一番の原動力が失われる可能性もあり、ちょっと心配ですね。

 

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(引用元:平成29年第1四半期 決算説明会資料)

 

2017年3月期の第1四半期決算を見ると、価格.comの売上は半分以下になっています。価格.comのYoYは、2.8%増と成長は鈍化しています。

 

一方食べログのYoYは、23.4%増とやはり成長のけん引役は食べログ。食べログの成長に黄色信号が灯るとなると、PER22倍が許されるかどうか。

 

役員報酬を見てみると7人で2,2億円程度なので、一人3,000万円とするとちょっと多いかと思いますが、業績と株価できっちり実績があったので、許される範囲かなと思います。

 

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(引用元:第19期有価証券報告書)

 

キャッシュリッチで、総資産389億円のうち、283億円が現金同等物。自社株買いも積極的で、株主には株価と還元で答えてきました。PCデポは、火消がうまくいかずにまだ反発せずにくすぶっていますが、カカクコムはどういった対応するのでしょうか。

 

食べログがダメならぐるなび、ホットペッパーなど消費者目線では代替は効きそうです。ただ、最大手として使い勝手は良かったというのが正直なところです。

 

とりあえず本日の開示には無関係という発表がなされています。


第二の柱である、食べログを収益化するのに焦り過ぎたのでしょうか。もともと、口コミが商売の根幹な会社なのに、その評価が操作されているなら、利用する価値ってあるんでしょうかね。カカクコムは成功しすぎたのかもしれません。