【投資本】おカネの法則 恐慌編

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こんにちは、せみけんです。

6月27日の日経平均は上昇。

15,309.21円(+357.19, +2.39%)

 

6月24日午前中は、16,300円ありましたので、15,300円はまだ1,000円ほど低い状態です。戻りも大して強くないですし、もともと反発したら売るつもりだったので、6月24日仕込んだ株は、ほとんど手じまいました。ソニー、カカクコム、日本電技、ハビックス。JTもディエンシブと配当取りで今日、大幅上昇なので売ってしまいました。トスネットも暴落してないものの、ポートフォリオ入れ替えのため損切売り。

 

全体的には株式の資産は6月24日暴落前とほぼ同じ水準。

 

松井証券の信用評価損益率を見ると-18%と依然買い方が厳しい展開。もう一度急落もあるかもと見てますが、あれば買い。ある程度相場が落ち着いてくれても今のポジション継続です。

 

信用残(億円) 評価損益率(%)
----------------------------
売り残 181.65 -4.814 ※倍率 11.264倍
買い残 2,046.19 -18.102%

 

本日のお題ですが、読んだ本でなかなか良いことが書いてあったのでご紹介です。

後講釈な感もあるのですが、暴落時に備えて覚えておくと役に立つと思います。

 

1.おカネの法則 恐慌編

2.暴落(クラッシュ)時の対応

 

1.おカネの法則 恐慌編

ファンドマネージャーである大竹慎一氏の本。

恐慌について書かれているので、参考になればと思い手に取りました。

2012年の本なのでアベノミクス前に書かれており、国債が暴落し金利5%になる予想がしてあり当てはまらないことも多いのは仕方ないところ。

 

ただ、恐慌が起こってもいいように資産防衛のところは参考になりました。

まずは自分の資産運用の目的をしっかり考えてみることが趣旨で、以下3つを考えてみることを勧めています。

 

1.どういう目的で投資するのか

2.どれぐらいのタイムスパン(期間)で投資するのか

3.その投資に対して、どれぐらいのリスクを許容できるのか

 

1.どういう目的で投資するのか

個人的には、資産を減らさないことが一番です。少し増えればラッキーかなという慎重(弱気?)な運用で、リターンの目安は資産に対して、3%~10%を目指しています。

 

 

2.どれぐらいのタイムスパン(期間)で投資するのか

今は円高を待っている局面で、ドル資産から米株に移行を考えています。タイムスパンは中長期です。

 

 

3.その投資に対して、どれぐらいのリスクを許容できるのか

株は、暴落があれば50%下落は仕方なしと考えています。暴落があった時に買い増せるように現金比率を常に高めに持っておきたいです。

 

 

 

 

2.暴落(クラッシュ)時の対応

本題の部分です。

ライブドア、リーマン、チャイナショック等等暴落時に感じていたことなんですが、暴落時に売るのは、たいてい損です。

 

この本にもこう書かれています。

クラッシュの際に、株式を売って、一挙にキャッシュを増やすのは、賢明な策ではない。大暴落を起こしたら、翌日は大反発をして、たんなる小暴落に終わるということは往々にしてよくあるものだ。

 

今回のBrexitについては、今のところ大暴落して小反発なので戻りが弱いです。ただパニック売りだけは避けた方が損失額を減らせますね。今回は、現金比率が高かったため、買い向かってみました。

 

2016年は相場が難しい(右肩上がりではない)と思っているので、基本的に相場全体が下落している日に株式を買い、上昇している日に株式を売るようにしています。非常に大きく動くので、こうするだけでだいぶ損益が改善しました。

 

クラッシュが発生したら、その時点では、売買とも絶対動いてはならない。パニックが起こった時に、感情にしたがって動くと、人間は大失敗する。クラッシュの際、人々はあわてて売って、よく底値をたたくものである。

 

個人的に、暴落時に売らないという意見には賛成ですが、買いもダメといってますね。これはファンドマネージャーで資産のほとんどをリスク資産で運用しているため、そのようにいっているのではないかと思います。

 

私は個人的に暴落時は買いだと思っています。これは現金比率が高いからできることで、勿論期待通り上がらずに下落が続くことはあります。その時は損切しますが、株式の実質的な価値より大きく安くなっているときは、買いでいいと思っています。

 

人と同じ動きをしている限りはなかなか資産も増えないので、チャンスだと思う暴落は買いでいいんじゃないでしょうか。

 

嵐が過ぎたら、次の方向を十分に分析して、狙い定めたセクターの株式を大胆に買いに行く。10年に一度のクラッシュの時に、間違いなく行うことができれば、きわめて高い収益が期待できるのである。

 

確かに暴落時に何か事を起こすことに一生懸命になるより、次の方向性を分析してからでも遅くはないですね。アベノミクスでいけいけだった時期は終わりで、今後世の中がどうなりそうかを見据えて株を買った方が儲けが大きいです。

 

円安にはなかなかならないかと思っていますが、例えば円高メリット銘柄、輸入が中心の会社に目を向けても面白かもしれないですね。エレコム(6750)も外国で作ったものをPC関連の商品を輸入している会社です。社長のセミナーに参加した時も円高ありがたいといってました。その辺も株価には織り込まれているかもしれませんが、大きな変化をしている相場はチャンスだと思っています。

 

個人資産の防衛の仕方、未来工業、日揮、コスモス薬品などの企業分析の仕方が勉強になりました。キャッシュを中心に考える投資手法も参考になります。でも定価は、10,000円以上と手がでません。私は図書館で借りたので、今日はアマゾンのリンクはなしにしときます。それでは~

 

以下参考のための目次

【第一部】 恐慌の全貌
序 章 恐慌は必ず起こる
恐慌は避けられない/トップは悲観シナリオをもて

 

第1章 恐慌へのシナリオ
崩壊の兆し/最悪のシナリオ/国債の価格と金利の関係/国民貯蓄の実態/円が暴騰する理由/新しいタイプの帝国主義/円キャリの巻き戻し/サブプライム危機と日本の円/何かが起こるたびに円高がすすむ

 

第2章 恐慌の底で起きること
恐慌によって暴力的に均衡されるもの/金利は5%に上がる/地価はピーク時の10分の1/日経平均株価4000円へ/賃銀は国際水準まで下がる/失業率10%/ハイパーインフレは起こるか

 

第3章 恐慌はなぜ起きるか
恐慌についての大きな誤解/金融財政政策では恐慌は避けられない/資本主義経済の欠陥/わたしの予測の根拠/日本が抱える3つの問題

 

【恐慌に至る日本の内生的要因1】 役 所
民間よりも高い公務員の給料/その差は地方で顕著/人件費を削減しなければ歳出は減らない

 

【恐慌に至る日本の内生的要因2】 銀 行
失われた20年/リスクをとらない体質/銀行の官僚的ことなかれ主義 /潰れるべき企業の悪影響/日銀理論はバーナンキによって木っ端みじんになった

 

【恐慌に至る日本の内生的要因3】 電 力
世界一高い電力料金/福島第一原発事故は天災でなく人災である/今こそ日本の電力を変えるべき時


【第二部】 恐慌から〈会社のおカネ〉を守る法
第4章 恐慌で生き残れない企業
恐慌で潰れる企業の特徴
①最悪シナリオをもっていない企業
 鈴木商店の場合
②馬鹿な投資をしている企業
 投資で大損する企業/東京スタイルの体質/おカネは有効に使わないと消えてなくなる
③社長が机上の空論をダラダラと話す企業
 戦略が不明の社長/質問しかしない指導者
④設備投資を過剰にやりすぎる企業
 昔の発想から抜け出られない/設備投資の上手なやり方
⑤人を安易に増やす企業
 少ない人件費で最大の利益を上げる/労働生産性をいかに上げるか
⑥自社商品を自分で売る力のない企業
 売りが強い会社/売り先のターゲットを誤るな/日本商人の伝統/販売の神様と言われた男

 

第5章 経営者が注意すべき指標
【経営者が注意すべき指標①】 金利
金利によって行動を変える/経営者の間違った行動/運転資金を銀行に頼らない/逆イールドカーブが示すもの

 

【経営者が注意すべき指標②】 不動産の利回り
地価はまだ下がる/重要なのは不動産価格より不動産利回り/減損会計のリスク/企業に必要なチェック機能

 

【経営者が注意すべき指標③】 為替
経営者は為替に強くなるべき/デフレ通貨は強い/長期の為替予約は危険/企業資源を分散配置せよ

 

【経営者が注意すべき指標④】 株価
株価と経営/資本コストとは/M&Aで注意すべきこと

 

【経営者が注意すべき指標⑤】 コモディティ(商品)の価格
コモディティ(商品)の価格変動に敏感であれ/石油価格をどう見るか

 

第6章 恐慌に負けない経営
 恐慌が起きても倒産しない経営/コスモス薬品の場合/未来工業の場合/日揮の場合

 

【第三部】 恐慌から〈個人のおカネ〉を守る法
第7章 個人資産 防衛のやり方

恐慌ですべてが悪くなるのではない/ポートフォリオでリスク分散を考える/量と期間でコントロールする/なんのためにするのか

 

【資産防衛のポイント①】現金・預金
安定通貨を多く持つ/スイスフラン建てのETF/過去の預金封鎖に学ぶ

 

【資産防衛のポイント②】金(ゴールド)
持って逃げる分だけ持つ/金鉱山株に注目

 

【資産防衛のポイント③】不動産
不動産ほど恐いものはない/バランスシートを悪化させる大きな要因/世界ルールから外れた日本の不動産市場

 

【資産防衛のポイント④】国債
飛び抜けて多い日本政府の債務/国債の暴落/新興国、途上国の国債の怖さ/アメリカ国債の行方

 

【資産防衛のポイント⑤】投資信託
日本に良いものがない/ねずみ講の世界/不動産投資信託(REIT)の正体

 

【資産防衛のポイント⑥】株式
頼りになる株式

 

【資産防衛のポイント⑦】保険
日本人は保険をかけすぎ/保険会社の実態がよくわからない

 

第8章 合理的な株式投資のやり方
恐慌でも上がっていく株がある/日経平均株価に一喜一憂しない/暴落(クラッシュ)時の対応/嵐が過ぎるまで売買するな/銘柄の選択/企業の何を見るか

 

【株式投資のモノサシ①】CROA(総資産キャッシュフロー率)
投資も経営も見方は同じ/利益をどう掴むか

 

【株式投資のモノサシ②】PCF(株価キャッシュフロー率)
日本株の投資基準/株式か債券か、どちらを選択するか/金利(国債利回り)と株式投資

 

【株式投資のモノサシ③】相対PCF(相対株価キャッシュフロー比率)
他より割高か割安かを見る

 

【株式投資のモノサシ④】PBV(株価純資産倍率)
株価が割安かを示す指標

 

【株式投資のモノサシ⑤】変動率β(ベータ)
暴落(クラッシュ)に対応/景気循環と株価/景気の良し悪しとは/循環株か成長株か売り方、買い方/買い時と売り時/相場に買わされるな/損切りできて一人前/投資は性格で決まる

 

第9章 おカネの実体
おカネは空気のように増えたり減ったりする/おカネの信用創造の仕組み/デレバレッジ(テコの逆回転)の恐ろしさ/おカネが流れていく構造/ドルとマネーサプライの関係/常に限界をわきまえよ/おカネの構造がわかっている人は逃げが早い/ベースマネーが意味するもの/ドルの危機/「為替・債券・株式」に影響を与えるもの/ユーロのゆくえ/ユーロの危機/ギリシャの問題/中国・元のゆくえ/中国の運命

 

終 章 恐慌から戦争へ
戦争から恐慌へ、そして革命を経て再び戦争へ/第一次世界大戦後の反動恐慌/昭和恐慌と現在の共通点/ファシズムの台頭/今こそ歴史に学ぶとき

 

あとがき
著者紹介