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【投資本】リスクの心理学

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こんにちは、せみけんです。

やまみ(2820)が上場しましたね。

9時の気配が弱そうでした。まさかの公募割れかと思いましたが、初値付近で売ったので僅かながら利益が出ました。

 

そこで悪魔の誘惑が・・・

ずるずる下がってきたので、再度インしてしまいました。。。

 

うーん含み損です。

 

正直ここまで下げるとは思いもしなかったです。目論見書はしっかり読んだ結論で、買い増しは見送ったのですが、1単元とはいえ、まさかの暴落です。

 

 

やまみの商品、『もっちりやわらか』100個分ぐらいの含み損。。

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6月決算なんで、すぐに優待と配当くれないなかと期待していますが、損切ポイント通過したら損切します。

 


6月23日のBREXIT選挙まで時間があるので、かなりポジションを整理しました。どちらかというと今週は、動いた分だけ損しました。松井証券の信用評価損益率(6/17)は、買い方▲16.386%と昨日より1%程度は改善したものの、信用の買い方は結構やられている印象です。

 

現在の水準は安い株も多いと思いますが、板が全然ないのともう少し戻ると思ったのに6/17の相場が弱い印象を受けたので、今日は含み損の銘柄も積極的に手じまいしました。ほんと急落だけは勘弁してほしいです。現金比率は90%に近くなりました。

 

今日のお題は、投資本のご紹介。投資は、心理が強く影響するのは経験者はピンとくると思います。1冊心理学の関係を読んでおくと、投資でメンタルにダメージを負っても、そういえば本に書いてあったなことだなと、受け止め方が変わるはずです。

 

『リスクの心理学』アリ・キエフ著

アリ・キエフは、金融界のトレーディング・コーチとして有名な精神科医です。

 

1.何が勝者と敗者を分けるのか

2.利益の大半は、ごく一部の売買から生まれる

3.一生懸命なのに成果が伴わないのはなぜか

 

1.何が勝者と敗者を分けるのか

ほとんどのトレーダーは、損失を避けるために積極的にリスクをとる。含み損のある株式を売却せず、塩漬けにするのはその典型である。

 

しかし利益が得られそうな場面では、ふだんよりも慎重になるため、含み益が出ている株式を買いますことは避けようとする。

 

つまりトレーダーは、500ドル得られそうなときよりも500ドル失いそうなときに大きなリスクをとる傾向がある。

 

これは損失回避バイアスと呼ばれているものと同じです。

 

損失回避バイアスにより、どうしても人は非合理的な判断をする。頭では非合理とわかっていても非合理的な判断をついしてしまいます。


 損失回避性を説明するときには、次のような例がよく示されます。


《得なのはどっち?①》

A 確実に10万円が貰える

B 60%の確率で20万円が貰える(外れれば貰えない)

 上の場合は、期待値はBの方が高い(12万円)のですが、多くの人は確実にお金が貰えるAを選択する。


得なのはどっち?②

A 確実に10万円を没収される

B 40%の確率で没収されずに済む(外れれば20万円を没収される)

 こちらも、期待値はAが10万円失うのに対して、Bは12万円失うです。

 多くの人はお金が没収されずに済む可能性のあるBを選択します。


 人間は、利益を得る場合にはリスク回避的になるのに対し、損失を被る場合にはリスク愛好家になる。損をしたくないが故に、期待値が低いのにもかかわらずBを選んでしまうのです。

 

これは、日ごろやっている株式投資と同じで、利益は早めに確定させたくなる心理が働き、損失は確定させたくないため、しらずしらずのうちにリスクをとっている(リスク愛好家になる)ことになります。

 

 

 

 

2.利益の大半は、ごく一部の売買から生まれる

トレーディングの利益の大半はごく一部の売買(率にして3~10%)から生まれるという。

 

このことは、利益を最大化させることの重要性を示している。含み損が出たら辛抱強く待ち、含み益が出たら早々に利益を確定したいのが普通だか、その逆が正しい戦術なのだ。

 

また優秀なトレーダーの取引を分析すると、成功した売買1件あたりの利益額は、失敗した売買1件当たりの損失額よりも大きく、たとえ銘柄選択の成功率が40%でも黒字になるという。

 

1と同様、かつ、また以前も書いたことなのですが、このことを踏まえて言えることは、以下の通りです。

 

株式は買う前に、①購入予定価格と②売却価格と③損切価格を決めたほうがいいかなと思っています。なぜかというと、人間は意識していることしかできないからです。

 

だいたい株価1,000円の株ならこんな感じです。

 

①購入価格 1,000円

②売却価格 1,200円(①から20%上昇)

③損切価格 900円(①から10%下落)

 

これなら、2勝3敗の成績でもプラスになります。しかも損切を自動化することで、損失の拡大リスクを減らせます。

 

下落率が50%になった場合は尚更損切できないので、やはり損切は徹底した方がいいと思います。

 

よく株の本にも書いてありますが、下落率が大きい株は取り返すのが大変だということを頭の片隅において取引するのは改めて重要だと思っています。

 

つまりこういうことです。

1,000円で株を購入した株が、500円まで下落(下落率50%)しました。

この500円の株が、そこから盛り返して50%上昇(上昇率50%)しても、750円にしかなりません。50%の下落を取り返すのには、100%の上昇が必要です。

 

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一方で、10%で損切をして、異なる株を買ったのちに利益が20%出た場合。早めに損切をすることで、資産が痛むのを防げます。

 

 

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これ当たり前といえばそうですが、ほんと大事ですよ。また大きく下落した株は、それぞれの株主の買値で、厚い板がでるので、どうしても上昇に大きなパワーが必要になります。

 

下落した株は、思い入れがあればあるほど、市場が間違っていると思いたいところなんですが、取り返すのは大変です。

 

3.一生懸命なのに成果が伴わないのはなぜか

トレーディングの目標をなかなか達成できないのは、周囲の環境や運のせいではない。トレーダー自身がそのような現実を意識的に、あるいは無意識に自らの手で作り出しているのである。

 

リスクをとって利益を得る可能性を高める術を学ぶことは、何をやるべきかを意識的に決断することにほかならない。

 

ずっと株のことを考えてるわけにはいかないですが、無意識のうちに、損切を遅らせたりすることはよくあります。人によってトレードの仕方はさまざまですが、人間の心理は弱いものなので、最初に決めた戦略を実行し続ける大切ですね。(予定通りの買い下がりはありだと思いますが、予定外のナンピン買いは避けるべきです。)

 

人間は自分自身には甘いので、言い訳しないようにトレードの記録を残し、良い投資を続けたいと思います。それでは良い週末を!

 

リスクの心理学―できるトレーダーは、なぜ不確実性に勝てるのか

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