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将棋を子供に教えて期待している3つのこと

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こんにちは、せみけんです。

動けば失敗する相場で、ポジションは放置中です。

ガンホーとRVHを少し買ったものの含み損状態。

今日は、将棋をお題にしてみます。

 

小学生の時、親に将棋を教えてもらい、中学の時アマ三段をとりました。

今思えば将棋を親に教えてもらい感謝しています。

 

 

将棋のおかげで身についたこと3つを書いてみます。子供も親が将棋をしている姿をみて興味があるようなので、将棋を指すようになりました。

 

1.大局観がつくこと

2.努力する癖がつくこと

3.集中力がつくこと

4.まとめと羽生棋士とAIの対戦について

 

1.大局観がつくこと

大局観ってどこまで一般的な言葉なのか分からないのですが将棋ではよく使います。

大局観(たいきょくかん)とは、囲碁、将棋、チェスなどのボードゲームで、的確な形勢判断を行う能力のこと。(Wikipediaより)

 

将棋は9×9のマスで戦いますが、王を取られたら負けです。

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いくら相手の駒をたくさんとっても王(赤丸の駒です)をとった方が勝ちのゲームなのです。

 

ゲームを覚えたときは、相手の駒をたくさん取っている内に、自分の王の逃げ場がなくなり、王を取られてしまうなんて事がよくあります。

 

将棋は色んなところで戦いが起こるので、ゲームの盤面全体を見る必要があります。最終的に勝ちにするためには(相手の王をとるためには)、今、何を指すべきかと考えることが大事です。これが大局観につながっていきます。

ボードゲームにおいて、部分的なせめぎ合いにとらわれずに、全体の形の良し悪しを見極め、自分が今どの程度有利不利にあるのか、堅く安全策をとるか、勝負に出るかなどの判断を行う能力のこと。


大局観に優れると、駒がぶつかっていない場所から意表を突く攻めを行うなど、長期的かつ全体的な視野のもと手を進めることが可能となる

 

反対に大局観が備わっていなければ、盤上の一部での駒のぶつかり合いや、短期的な駒の損得しか考えられなくなる

 

多分に直感的なもので、コンピュータでは完全な再現は難しく、駒の位置関係を点数化するなどして擬似的に再現している。


チェス用語ではStrategyが類似した考えである(戦法はTactics)。大局観の英訳は通常「perspective」が当てられる[1]が、チェスからの援用で「Strategy」が用いられる事もある(将棋のStrategyとTactics)。

(Wikipediaより)

 

仕事でもそうですよね。仕事を早く効率的に終わらせるためには、「今」、何をすべきかを事前に組み立てる必要があります。仕事を終わらせるというゴールがある以上、全体を俯瞰的にみて、段取りを組む必要があります。

 

大局観があると局地戦(目の前の仕事)に追われるのではなく、優劣をつけ、事前に組み立てをすることで重要な仕事を効率的に終わらせることができます。

 

また、相手が思わぬ良い手を指してきて、戦略を変える必要があることが何度も発生します。それでも最善の戦略に変え、相手にもプレッシャーをかけます。その時も相手のしかけに反応するのではなく、大局観をもって戦場ではないところで、しかけることがはできないかと考えたりします。

 

小さいころから将棋をしているとどこかに良い手がないかを必死に考える癖がついてました。大局観は仕事でも非常に役に立つので、身についていてよかったなと思います。大きなプロジェクトに取り組んでいて、褒められたのは「よくそんなとこに気づくね」って言葉でした。これも大局観のおかげですね。

 

2.努力する癖がつくこと

将棋はゲームですから当たり前ですが、勝ち負けがはっきりつきます。もともと私の性格もあると思いますが、負けず嫌いです。小学生の時も負けたらめちゃくちゃ悔しかったです。

 

でもそのおかげで、負けたくないから色んな戦法を勉強しますし、相手の指す手をパターンで覚え対抗策を勉強するようになりました。そうすると勝率が上がってきます。

 

つまり負けることを小さい時からしっているので、「負けたくない=勝つ」為には努力しなければならないと知らず知らずに身についていることです。

 

スポーツもそうかもしれませんね。野球やサッカーも負けたくなければ練習という努力をしなければいけません。

 

最初に負けることを知ることがとても大事だと思います。意外と子供の時に負けることを知らずに大人になってしまう方もいるんじゃないでしょうか。

 

ロールプレイングゲームだったら何度でもできますよね。ドラクエなら死んでも教会で復活できますし、悔しいですが、またセーブポイントに戻ることもできます。

 

でも将棋は、負けたら最後に「負けました」って相手に告げなければいけません。こんな悔しいゲームないですよ。「負けました」って言いたくないから勉強します。

「負けました」というゲームは他にもありますが、毎回どちらかが負けましたというゲームはほぼ将棋だけだと思います。言葉に発することでどちらかが非常に悔しい思いをするのです。

投了 - Wikipedia

 

「負けの味を知る⇒勉強する⇒勝てるようになる」という良い習慣がついたと思います。投資もそうですが、負けたくないので勉強は大好きです。

 

3.集中力がつくこと

将棋は、プロなら数十手先まで読みます。しかも相手があるゲームなので色々な可能性を考慮して手を読む必要があります。

 

何故集中力がつくのかというと、将棋自体が複雑なパズルのようで、深く考えないと相手にやられてしまうからです。深く考えるためには集中力が必要となります。

 

子供のころに集中する癖がついたので、勉強するときも集中して短時間で終わらせようという癖がつきました。今でも有報など読むときは集中して読めていると思います。

 

集中力は、定量的に測りにくいので他者と比較はしづらいですよね。集中力を図るテストはあるのかもしれませんが、あまりメジャーなものはありません。将棋を通じて集中する力を得たのはラッキーです。深く考えることは集中力につながります。

 

4.まとめと羽生棋士とAIの対戦について

いかがだったでしょうか。7歳の子供も将棋が好きなようで、親としてはこの3つの力が伸びてくれれば良いなと思っています。

 

女流棋士になればいいなとも思いますが、そこまでのめりこんではいないようでちょっと残念です。ただ、最近は「お父さん、将棋やろ!」って言われると親としても楽しいですし、少しずつ成長している姿を見るのは嬉しいですよね。

 

ちなみに、昔将棋をやってたけど駒の動かし方も忘れたなっていう方には良いゲームがあります。「将棋ウォーズ」っていうスマホアプリをご存知でしょうか。コンピューターとは無料で対戦できますし、オンライン対戦も1日3局無料です。外人の将棋友達に教えたら喜んでいました。

 

 

将棋の羽生棋士は、ためになる本をたくさん書いています。

その中でも「大局観」という本は名著なんですが、その本からの引用です。

「大局観」とは、具体的な手順を考えるのではなく、文字通り、大局に立って考えることだ。パッとその局面を見て、今の状況はどうか、どうするべきかを判断する。


「ここは攻めるべきか」「守るべきか」「長い勝負にした方が得か」などの方針は、「大局観」から生まれる。複雑な状況で決断を下す時は、この「大局観」で無駄な「読み」を省略でき、正確性が高まり思考が速くなる。


さらに、「大局観」を身につけると、未知の場面にも対応できるようになり、失敗を回避する方法ができ、さまざまな場面における重要な要素を抜き出せるようになってくる。


「大局観」は、直感と違い証明がしづらい。


「大局観」は多くの経験から培われるもので、自分以外の人間の過去のケースをたくさん見ることでも磨かれていく。いわば「大局観」には、その人の本質的な性格や考え方がとても反映されやすいのである。


こうしたことから、経験を積めばつむほど「大局観」の精度は上がっていく。

 

その将棋の世界では神様のような羽生さんもついに人工知能と戦う日が近いようです。

囲碁、チェスとトッププロが敵わなかったAIたですが、羽生さんが戦うのを非常に楽しみにしています。

大局観  自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)

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