日経平均寄与度ランキング(2016年5月13日時点)トップ20とワースト20について

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こんにちは、せみけんです。

ここ最近は特に本を読むようにしていますが、先行き心配なことが多いですね。今年は為替次第で相場が動きそうだと思いますが、多くの企業の想定為替レートもやはり1ドル=110円が中心ですね。1ドル=110円を抜ければ相場の雰囲気も変わるのですがね。

 

さて本日のお題。

 

日経平均ってよく聞きますが、どんな指数なのか実際自分で計算してみました。エクセルで眺めてみるといろいろ発見があります。

 

今日のお題に関係しますが、シャープ(6753)が東証二部降格することにより、セイコーエプソン、ヤマハあたりが入れ替えになるかという予想もあり、どの銘柄が指定されるかも興味深いですね。

 

1.日経平均とは

2.寄与度トップ20

3.寄与度ワースト20

 

 

1.日経平均とは

 

日本を代表する株価指数として世界中で利用されている。東京証券取引所第一部に上場する 225 銘柄を選定し、その株価を使って算出する。ダウ式と呼ばれる連続性維持のための調整をベースに、日本固有の株式取引制度を加味した計算ルールで算出する価格平均指数である。


日経平均を構成する 225 銘柄は、市場流動性やセクターバランスをもとに、定期的に見直される長期間にわたる継続性の維持と産業構造変化の的確な反映という二つの側面を満たしながら、市場流動性の高い銘柄で構成する株価指数を目指している。


算出開始は 1950 年 9 月 7 日。値は戦後、東京証券取引所が再開した 1949 年 5 月 16 日まで遡及計算している。当初は東京証券取引所が算出していたが、1970 年以降は日本経済新聞社が算出している。

(引用元:日経平均株価算出要領より)

 

ちなみに、日経平均株価算出要領は以下のサイトから手に入れられます。12ページほどの資料です。

http://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/file/nikkei_stock_average_guidebook_jp.pdf

 

225採用銘柄の各構成銘柄の採用株価の計算式は以下の通りです。

 

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ファーストリテイリング(9983)で計算すると、みなし額面(円)は、50円なのでそのまま株価が採用株価となります。2016年5月13日の終値でみると、株価=採用株価なので、28,500円となります。構成率も計算しましたが、6.8%とランキング1位です。

 

過去は、ファーストリテイリングは、構成率10%以上の時もあったのて、少し下落しましたがまだ高いですね。

 

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ちなみに、日経平均の構成率ワースト1は双日です。(2016年5月13日)

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採用株価は、23円なので、双日とファーストリテイリングとは1,000倍以上の差ですね。問題視されるのはこの点で、日経平均といいながら、上位の影響度が大きすぎることです。

 

トップ10で、31%を占める平均なのでトップ10の影響が大きすぎます。日経平均を信用していない人が、多いのもこの点が問題だからです。

 

ちなみに、みなし額面とは、以下の通りです。

株式の額面制度は 2001 年 10 月施行の商法改正で廃止となったが、廃止後も引き続き多くの銘柄は 50 円、500 円、5 万円などの旧額面水準をもとに株価形成されている。

 

例えば、単元株制度を採用せず 1 株単位で取引される(旧 5 万円額面相当の)銘柄と、単元株が 100 株または 1000 株の銘柄では株価水準が大きく異なるため、そのままの株価で日経平均の計算に用いることは適切ではない。

 

このため、旧来の額面制度を引き継いだ「みなし額面」を各構成銘柄に設定し、各構成銘柄の株価を旧 50 円額面に換算して、日経平均の算出に用いている。

 

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こうやって計算した、採用株価225銘柄分を単純に合計します。それを除数で割って日経平均株価を計算します。

ちなみに除数とは以下の通りです。

日経平均は、構成銘柄の株価について日本固有の株式制度を反映し、「みなし額面 50 円換算」した株価を合計したうえで、「除数」で割って算出する。

 

日経平均は基本的には単純平均の考え方に基づいており、当初は銘柄数が除数だった。その後、株式分割・併合や銘柄入れ替えなどで除数の値を修正することで指数としての連続性、継続性を維持している。

 

2.寄与度トップ20

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トップ20ですが、これで構成率46%と約半分です。日経平均が動くときは、この20銘柄が動くことが多い点に注意ですね。またヘッジファンド等の思惑により日経平均を崩したい場合や急騰させたい場合も同様にこの銘柄群がよく動きます。

 

3.寄与度ワースト20

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ワースト20ですが、全銘柄が構成率が0.0%です。やはり歪んでますね。0.0%の銘柄が31銘柄もありました。

 

実はこの銘柄が変動してもあまり影響がありません。シャープも212位に入っていますが、倒産してもほぼ影響がないと思います。

 

下位112銘柄で、やっと構成率10%を超えました。つまり上位113銘柄が90%の影響をもち、下位112銘柄は10%の影響しかないということです。

 

日経平均が暴落すると様々な銘柄が連れ安することが多いです。今まで確認してきたように日経平均の変動にはごく一部の銘柄が影響しており、あまり気にしすぎない方が良いですね。

 

個人的には日経平均が暴落した際には、多くの銘柄が連れ安するのでチャンスとみています。皆さんも日経平均マジックに騙されないように投資してまいりましょう。