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ひふみ投信 ひふみのあゆみ2016年4月度 ご報告書を読んで

投資信託(ひふみ投信含み)
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こんにちは、せみけんです。

2016年5月9日決算発表だった銘柄を今日は売り、ほとんど現金になってしまいました。2017年3月期予想が好調な銘柄も比較的売られやすいのですぐ利食いにしておきました。15%株式:85%現金ぐらいのイメージです。

 

狙っている銘柄も押したら買いぐらいで、このまま上昇してしまった場合は暫く様子見かもしれません。東証一部の売買代金が2兆円割れと非常に少ないので、プレーヤーが少なく入りづらいです。新興銘柄で激しく動くのは、小ロットなら入るのですが、それほど得意じゃないので、良い銘柄が見つかったら中長期で投資します。

 

さて今日のお題です。ひふみ投信の2016年4月末組入銘柄の確認です。今まで、JPMザジャパン、大和住銀日本小型株ファンドと一緒に確認してましたが、公開のタイミングがばらばらなので、ひふみ投信は個別に確認することにしました。

 

1.概要

2.組入銘柄比較

3.今後投資戦略

 

1.概要

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投資成績についてですが、直近1か月は、‐2.4%とTOPIX対比芳しくありませんでした。ただ、直近6か月の成績が抜群ですね。TOPIX対比+15.6%は素晴らしいリターンだと思います。年初からバイオ株のリターンが凄まじいですが、バイオ株が組入れられていない(もしくは組入れられているかもしれませんが、非常に少ない)中でこのリターンはほんと凄いと思います。

 

藤野さんは年初からデフレ、内需系にシフトしていることを言ってましたから、ずばり読み通りといったところでしょうか。

 

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今後は、市場別比率ですが、これも東証一部大型株から、マザーズを中心とした小型に資金をシフトさせています。

 

東証一部は、苦戦している銘柄が多く、この辺の読みもやはり適格ですね。できれば下位の銘柄をみたいのですが、投信保有者向けのFull Reportでも上位20銘柄しか見れません。時価総額が小さい銘柄を組み入れたときは、大量保有報告書が提出されたりもするので、その時は相場が大きく動きますよね。

 

2.組入銘柄比較

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先月より組入比率が増えたのが、丸井、デジタルガレージ、しまむらです。ダイフクも11位にいたので、東京センチュリーリースが下落した分上昇したといったところでしょうか。

 

デジタルガレージ、フィスコ、ドリームインキュベーターといった、ベンチャーキャピタルへの投資も上手いですね。相場が膠着している中、IPO等のベンチャーキャピタル事業が上手くいけば大きく株価は伸びます。また、デジタルガレージの子会社は、オンライン決済も手がけていますしね。GMOPGやウェルネットも組入れられていますし(いましたし)、オンライン決済関連も組み入れの中心のようです。

 

ユニクロが振るわない中、しまむらは決算もよく、株価も堅調です。買い増ししているようですね。価格高めのPB商品好調で、しまむらは好決算。ユニクロは月次は良かったですが、利益面では暫く厳しいかもしれませんね。

 

また、ダイフクは良い会社ですね。「世界トップレベルの保管・搬送システム」を提供する会社で、Eコマースで買い物をすることが多い世の中になり、世界中で引っ張りだこの会社ですね。需要はまだまだあるでしょうが、世界景気が冷えるとすぐに受注に連動するため個人的には景気敏感株とみています。

 

また、無人搬送機関連技術の特許を非常にたくさん有しており、世界でも有数の会社です。私も決算跨ぎで保有していましたが、中国景気等ちょっと心配で一旦手放しています。株主総会も時間があれば景気動向についても興味があるので行きたいです。

 

人材派遣関連についてです。2016年5月10日の日経新聞に、「人材関連株上昇」という記事がありましたが、この銘柄群もずっとランキング上位にいます。

 

アウトソーシング、ヒトコミュニケーションズもしっかりトップテン入りしていますね。ヒトコミュニケーションズは、46.1%も2015年末から上昇しています。そろそろと思いながらも、ずっと右肩が上がりの綺麗なチャートです。ただ、さすがにひふみ投信でも少し持分を減らしているようですね。

 

全体的には大きな変動はないようでしたが、パフォーマンスは引き続き好調です。

 

 

3.今後投資戦略

2016年4月末時点で組入銘柄数は119銘柄です。下位が気になりますね。どういった考え方を知りたいですね。

 

ただ、レポートの最後の方に、今後の運用についてという欄があります。

日本の企業業績は円高の影響、世界経済のスローダウンなどが見られることにより、足元今後の株式市場は弱含みの展開が予想されます。ただ、私たちはそれをむしろチャンスだと捉えています。

 

3月の「ひふみのあゆみ」でお伝えした通り、私たちは「日本の覚醒」に期待をしています。それは①経営の覚醒 ②業績の覚醒 ③技術の覚醒です。そのような企業に投資をする大きなチャンスを待ち構えています

 

過去半年ほどを振り返ると、輸出ハイテク企業と銀行をほとんど保有しないことが功を奏していました。こちらも3月の「ひふみのあゆみ」でご説明したとおり、今後はこれまでと違い、特に輸出ハイテク企業への投資を的確なタイミングで行うことが運用成績をあげる大きなポイントになるだろうと考えています。(引用元:ひふみ投信 ひふみのあゆみ2016年4月度 ご報告書)

 

この言葉は、先日のセミナーでも藤野さんは言ってました。相場の雰囲気としては、輸出ハイテクに対しては今のところ相当弱気ですよね。

 

円高がどの辺で落ち着くかがポイントですが、東京エレクトロン、日本電産等決算好調な銘柄がある一方、トヨタはPBR1倍前後をうろうろする水準です。確かに、ひふみ投信の言う通り、良いパフォーマンスを上げるなら、ほかの人が手掛けていない分野がチャンスかもしれません。

 

ひふみ投信の考え方は個人投資家にとっても参考なると思います。少し先を見据えたトレードをすることが大事です。

 

時間を見つけて、決算短信や海外の動向を見ながら良い投資先を見つけたいと思います。米金利が12月まで上がらなければ意外と相場は強いかもしれませんが、慎重に投資していきたいと考えています。

 

※個別銘柄をお勧めしているものではございません。ひふみ投信のレポートに基づいた、私見ですので投資のご判断はご自身でお願いいたします。