【投資本】「投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識」

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こんにんは、せみけんです。
相場もあまり方向感のない展開ですが、少し利食いを入れたり、改めて建設株を購入したりと少しリスクをとっています。今日は有名ではありますが自身の頭の整理のため、良書の紹介をしたいと思います。ご存知の方も多いと思いますが、ハワードマークスの「投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識」です。

 

1.目次

2.20の教えについて思うところ

3.まとめ

 

1.目次

1 二次的思考をめぐらす
2 市場の効率性(とその限界)を理解する
3 バリュー投資を行う
4 価格と価値の関係性に目を向ける
5 リスクを理解する
6 リスクを認識する
7 リスクをコントロールする
8 サイクルに注意を向ける
9 振り子を意識する
10 心理的要因の悪影響をかわす
11 逆張りをする
12 掘り出し物を見つける
13 我慢強くチャンスを待つ
14 無知を知る
15 今どこにいるのかを感じとる
16 運の影響力を認識する
17 ディフェンシブに投資する
18 落とし穴を避ける
19 付加価値を生み出す
20 すべての極意をまとめて実践する

 

2.20の教えについて思うところ

1 二次的思考をめぐらす

「ほかの人と同じことをしたり、同じ予測を立てたりしていてはアウトパフォームできない。他人と違うことをするということは、それ自体が目的なのではなく、一つの思考手段である。」

 

私はデイトレも好きなのですが、負けるときが多いですね。いつも反省しているのですが、地味に有価証券報告書、決算短信、セミナーから良い企業をさがすのが得意のなので、この得意分野を伸ばし、資産を痛めるようなデイトレをしない。自信があるときは別にしても毎日ポジションをとらないということの大切さを改めて感じています。


2 市場の効率性(とその限界)を理解する

「資産運用の世界でキャリアを積み重ねてきた私(ハワードマークス)にとって大きな転換点となったのは、『市場の効率性という概念には妥当性があるから、どちらかというと非効率性な市場、つまり努力とスキルが一番報われるであろう場所に的を絞るべきだ』と思い至ったときである。」

 

自分が勝つチャンスはどこにあるのかと考えるとやはり財務分析からの中長期投資だと思います。市場と企業のリスクも可能な限り認識し、損切ポイントも決めた上で投資することを続けたいですね。市場は常に非効率で行き過ぎる場所だと考え、ミスターマーケットに振り回されない投資ができるようにします。


3 バリュー投資を行う

「真剣に利益を追求するなら、(中略)ファンダメンタル分析に基づいて導き出された本質的価値が最もふさわしい。本質的価値が最もふさわしい。本質的価値を正しく推計することは、感情に流されない着実な投資、利益を生み出す可能性の高い投資に不可欠な土台なのだ。」

 

割安な資産を買い、適正な価格に向かって株価が上昇することで大きな利益につながることとも書いてあります。時間がかかる場合も多いのですが、こういった投資は暴落時も比較的安心感があります。

 

やはり、本質的に割安で、分析した結果、目標株価はいくらかをしっかり計算し、どの程度割安なのかを分析してから中長期投資を始める必要がありますね。


4 価格と価値の関係性に目を向ける

「投資は『良いものを買う』ことではなく、『ものをうまく買うことで成功する』」

 

3で述べたバリュー投資を行うともつながりますが、信じられないぐらい割安で買うことによって投資は成功する。

 

やはり暴落時は投資のチャンスととらえ、「購入したい株&購入したい予定価格のリスト」を作成しておき、暴落しているから買わないのではなく、この水準なら買うという準備をしておく大切さを感じています。


5 リスクを理解する

「積極的にリスクへの対処を行っていなければ、長く成長し続ける見込みは薄い。リスクに対処するには、まずリスクを理解し、それが高まったときにしっかり認識することだ。そして、最も重要な最期のステップが、リスクをコントロールすることである。」

 

非常に難しいと感じる部分ですが、世界で何が起こっているのかを認識し、自分の保有株にどういった影響があるのかを日々考える必要がありますね。

 

最近では、WTI原油価格が、例えば20ドルを割ったら世界がどうなるのか、アメリカの景気が悪化するリスクはどのくらいあるのかを考えながら投資を続けています。

 

その為に毎日情報収集を行い考えており、株価を追いかけるのではなく考える時間をたくさん取るように心掛けています。

 

6 リスクを認識する 

「価格が高くなりすぎて、得られるはずの潜在的なリターンよりも、損失が発生する可能性が強まったときにリスクは生じる。このリスクに対処するには、まずそれを認識することだ。」

 

まさに今の相場にあてはまると思います。長期にわたって、相場が上昇してきたので、割高になっている可能性がある株式もあると考えられます。玉石混交なのでしっかり分析し、本質的価値はいったいいくらなのかを常に考えて投資する必要がありますね。

 

7 リスクをコントロールする
「何年にもわたって、リスクの高い資産も十分に安い価格で買えばよい投資パフォーマンスを実現できると説いてきた。

 

重要なのは、そのタイミングがいつなのか知ることだ。利益をえるために、よく理解したうえでリスクをとることは、長期にわたって成功の実績を積み重ねていくのに最適な試練なのである。」

 

リスクを回避するのであれば、投資しないということは簡単ですが、そうすると相場が上昇した恩恵をうけることができません。そうならないためにしっかりリスクをコントロールし、割安な投資を繰り返す必要がありますね。

 

リスクを回避するだけでなく、時と場合によっては、リスクの高い資産も買うことで相対的にパフォーマンスを向上させることができます。

 

8 サイクルに注意を向ける

「原則その① ほとんどの物事にはサイクルがあることがやがて判明する
原則その② 利益や損失を生み出す大きな機会は、周りの者が原則その①を忘れたときに生じることがある」

 

ひたすら一方向に動き続けるものなどないということなのですが、当たり前とはいえ重要です。

 

暴落すると思考停止になることがありますね。私もそうですが、倒産していない以上は、株価がゼロになる可能性はほとんどないということです。

 

また株式は自分が売る場合は、買う人がその裏側にいるということも考え、暴落時に本当に売る必要があるのかということを考えることは大事です。


9 振り子を意識する

「すべてが順調で価格が高騰しているとき、投資家は慎重さを忘れ去り、買いに殺到する。その後、市場が混乱に陥ると資産はバーゲン品となり、投資家はリスクをとる意欲を完全に失って、売りに殺到する。この繰り返しが永遠に続くのだ。」

 

2016年2月12日もまさにそうですね。私も相変わらず未熟でポジションを少し売ってしまいました。心の余裕をもったトレードが非常に大事ですね。また暴落時はチャンスと思えるようにメンタル面の改善にも取り組んでいます。

 

10 心理的要因の悪影響をかわす

「強欲と楽観主義が組み合わさるたびに、人々は高いリスクをとらずに高リターンを狙う戦略を採用する。人気の証券を高すぎる価格で買う、すでに過大評価されている資産をまだ値上がり余地があると見て保有し続ける、といった行為を繰り返す。」

 

「勝率を高めるためにオークツリーで実勢していることを挙げよう。
・本質的価値を強く意識する
・価格が本質的価値からかい離した場合にとるべき行動にこだわる
・過去のサイクルに関する知識を深め、(最初は資料を読んだり、ベテラン投資家の話を聞いたりして、その後は自分の経験を通じて)、行き過ぎた相場が最終的に報われるのではなく、手痛い打撃をうけることを心得る 」

 

本質的価値を強く意識するというのは非常に大事です。マーケットはあまりにも極端に動くため、自分が間違っているのではないかというレベルまで株価が暴落することは頻繁におこります。

 

勿論間違っていた場合は損切するのですが、何度調べても本質的に価値ある会社の場合は売る必要はなく、買い増しするチャンスです。そう思えるよう日頃から保有株の分析をしっかりし、有価証券報告書を読み込む必要があります。 


11 逆張りをする

「周りが意気消沈して売ろうとしているときに買い、周りが高揚した気分で買おうとしているときに売るには最大限の勇気が必要だが、そうすることで最大限の利益を得られる。」

 

最近こころがげているのですが、余裕をもった取引が大事だと思います。割安だと思っても分散して購入する、まだまだ株価が上がりそうと思いつつも、自分が推定した株価水準に達している場合は少しずつ売るようにしています。

 

売るタイミングは難しいので一気に売らずにできるだけ分割して売るように心掛けています。


12 掘り出し物を見つける

「人々が実態よりも著しく悪い印象を抱いている状況でなければ、掘り出し物は生じえない。つまり、最良の機会は、たいてい周りのほとんどの人が気づいていないものの中から見つかる。結局のところ、誰もが良いと感じ、喜んで買おうとするものにお買い得価格はつかないのだ。」


スクリーニングを実施し、財務分析をし、セミナーやIR動画をみてとことん調べて掘り出しものが見つかったとき、しかも割安に放置されている株が見つかった時は非常にうれしいですね。私も大きな投資をする前はとにかく調べ、できれば会社の雰囲気も味わい掘り出し物が見つかるよう努力しています。

 


13 我慢強くチャンスを待つ
「良いチャンスはつねにあるわけではなく、あまり動かずに状況を見極めることが時として最善策になるということだ。」


どうしても相場が動いていると毎日ポジションをとりたくなりますが、これは非常に大事なことをいっていますね。とにかくチャンスを待った人は、暴落時に投資できるのではないでしょうか。

 

14 無知を知る
「将来のことはわからないというのであれば、わかっているかのようにふるまうのは無謀である」

 

将来のことはわからないので、無理をせず余裕をもった投資をすることが大事ですね。私も勝てると思うより、負けることをイメージし、最悪のシナリオを描きながら投資を実行しています。具体的にはリーマンショック級のイベントが発生した場合どうするのか、どのぐらいの損失がでそうか、少しはヘッジできそうな商品を保有しているか、そのあとどう動くつもりかです。


15 今どこにいるのかを感じとる

「サイクルが変動するタイミングや振れ幅は予測できなくても、我々が今サイクルのどの位置に立っているかを解明し、その結論にしたがって行動するよう努めることが不可欠」

 

アベノミクス相場で今どのあたりにいるのでしょうか。まだもうひと相場あるのか、それともそろそろ厳しい状況なのか、答えは持ち合わせていないのですが、全力で相場をはる環境ではないと思っています。

 

あまり自信がないことから30%程度を株式に投資しています。未熟だと思っているのでしっかり自信が持てたときにもっと株式を購入したいと考えています。


16 運の影響力を認識する

「時として、起こりそうもない、あるいは不確実な結果が起きるという危険なかけをした者が天才のように評価されることがある。」


相場にはトレンドもありますが、自分の理解できるものにだけ投資するようにしています。デイトレもするのですが、流行りの銘柄に飛びついてもあまり良い思い出がありません。まずは不要なリスクをとらないことを大事にして、着実に資産が増えるようにしています。


17 ディフェンシブに投資する

「投資における守りには2つの大原則がある。①損失を出す資産をポートフォリオに入れないこと。②暴落により市場崩壊が起きるリスクがある時期を避けること」

 

①②ともに、意識していますが、今は市場崩壊が起きるタイミングなのかチャンスなのかは正直判断しかねるところです。

 

ただリスクはありますが、良い銘柄で割安であるものもありチャンスもそれなりにあると考え投資を継続しています。市場があまりにも不安定な場合は撤退やヘッジの売りもできるようにと心掛けています。


18 落とし穴を避ける

「素晴らしい投資成績をめざして努力するよりも、損失を回避することの方が重要だと主張している」


素晴らしいパフォーマンスの投資家は正直羨ましいです。ただ、自分にできることを慎重にし、バフェットの以下の投資格言を忘れないように心掛けています。


1.損しないこと、
2、1を忘れないこと


19 付加価値を生み出す

「重要なのは市場をアウトパフォームすること、つまり付加価値を生みだすことだ。」

 

やはり本質的に価値のある株を買い、できるだけ市場をアウトパフォームすること。下げ相場の時ほど、本質的な価値が大事になるため、2016年の相場状況に当てはまると考えます。保有株は本当に割安なのか日々変わる事情を踏まえ適宜見直しを行っていきます。

 


20 すべての極意をまとめて実践する

「投資家は、買いを検討している資産にどれだけの本質的な価値があるのか、しっかりと把握しなければならない。」

 

何度もでてきていますが、その株は、いったいいくらが適正なのかという本質的価値を考えてから投資を行うように心がけます。株を買う前には常に、①損切ポイントと②利食いポイントを定めて実施するようにこころがけます。

 

3、まとめ

「投資で一番大切な20の教え」非常に良書ですね。考えていることは本文中に書いたので改めて書くことはないのですが、何度も読み直す必要があると感じていますし、こういった不安定な相場環境で読み直して非常にためになりました。やはり気に入った本は何度でも読み直し勉強を継続する必要がありますね。

投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識

投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識

 

 

 

ではまた!