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ダイナムへ投資した理由について

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こんにちは、せみけんです。

2月22日も東証一部の売買代金が2兆円を辛うじて上回るという薄商いの中でしたが、日本株は比較的強かったです。銀行セクターは異常に弱かったですが、空運は逆にびっくりするぐらいに強かったです。

 

持株は日本航空(9201)が上昇したので利食いました。またハウスドゥ(3457)は立会外分売で購入もでき安く寄ったので買い増ししました。

 

ハウスドゥは業績好調なので注目していた銘柄ですが、有利子負債が多いこと、キャッシュフローが少し気になる、急拡大しすぎではないかといった点が気になっているので恐らく短期で手放しますが、全般的に上昇してくれてほっとしています。

 

全体のポジションは少しずつ落としています。かなりショートポジションもありそうなので短期的には金融セクターの戻しを期待していますがどうなりますでしょうか。

 

たまたま今年うまくいっている?投資(まだしばらく保有中)の一つに外国株ダイナム(香港06889)があります。元々、配当もしっかり出しているし、面白そうな株だと思って長期間監視していた銘柄です。なぜ面白いと思ったかというと「ダイナム香港上場(IPO)1年間の軌跡 ~パチンコ業界最大の革命を追う~」という本を読んでいたからです。そんな話を今日はしたいと思います。

 

1.ダイナムとはどんな会社なのか

2.株価の動きと収益状況について

3.ダイナム香港上場の軌跡

4.まとめ

 

1.ダイナムとはどんな会社なのか

TVコマーシャルもしているのでご存知の方が多いかもしれませんが、ダイナムは日本のパチンコホールの会社です。2011年6月に香港証券取引所に上場しています。上場して約5年程度でしょうか。日本のJASDAQにも上場を試みたようですがパチンコホールの上場は日本では難しいようです。

 

日本のパチンコホールの中では、店舗数第1位、貸し玉収入で第2位と、日本最大級の規模を誇っています。また縮小している業界とはいえパチンコ業界は、2015年でも20兆円の規模をほこり、非常に大きな市場であることは間違いないですね。

 

想像はつきますが全国パチンコ店が減少を続けています。2015年3月末時点でどのぐらいの店舗があるのでしょうか。

 

全国で約10,000店舗で、そのうちダイナムは400店舗を超えたところです。店舗数1位とはいえ、まだ全体の4%程度なので、個人パチンコ店がまだまだ多く、急速に店舗も減少していることから、これからも集約されることは間違いないと考えています。

 

ちなみに、2005年3月末時点で、全国で約14,000店舗が存在し、ダイナムは約200店舗程度であったことから、この10年間では上場も果たし資金も手に入れたことから積極的に投資・買収を進めているといえます。

 

買収に関する象徴的な事例は、2015年11月に38店舗を展開する「夢コーポレーション」を買収しました。収益的にもよさそうな買収であり、2017年3月期どれほど収益効果があるか楽しみにしているところです。

 

ダイナムは、「信頼と夢を育む百年の歴史」というグループ理念のもと、M&A等を繰りかえしながら大きくなっています。

 

以下抜粋ですが、グループ理念の一部をダイナムHPより引用させて頂きます。

企業は、お客様や地域住民に奉仕・貢献するとともに、従業員、株主、金融機関、取引先等の関係者との間で、常に果たすべき役割を担っていかなくては、存続できません。企業には、関係する人々の生活や人生を持続的に豊かにすることが期待され、また同時に、地球上のすべての人々が信頼で結ばれ、安心して暮せる世界を創造することが切望されています。

 

この理念の元、2011年の震災時も店舗を開店させ、地域住民のよりどころとなりました。支援物資も100万点以上を地域の方に配り、義援金も積極的に寄付しています。こういった社会貢献し、会社の存在意義を明確にし、さらに実績もあるといった会社は私は好きです。

 

2.株価の動きと収益状況について

2011年 公募価格 14ドル(HKD,以下同)

    初値 14ドル

2014年 最高値 約35ドル

2016年 最安値 約7.3ドル

2016年 2月22日 12.8ドル

 

公募価格(初値)から2014年までに2.5倍になり、その高値から約2年で1/5に暴落しています。というのも利益があまり安定せず、特に最近の決算は芳しくないというところから2016年1月には公開価格の約半分である7.3ドル近辺まで売られました。

 

そんな中私が投資を決めた理由は以下の通りです。

①パチンコ業界で上場までした信頼できる企業であること

②足元復調の兆しが見えている

③配当7円継続中(財務体質が良いこと)

④大規模自社株買い(最大発行済株式数の10%)

 

①パチンコ業界で上場までした信頼できる企業であること

前述のとおり、応援したい会社だなと思ったことが投資したいなと考えてた理由の一つで暴落したら投資の検討すると決めていたのでちょうど1月から分析してみました。ちょうどダイナムのホームページに公開されているFISCO社のレポートも非常に参考になりました。

 

②足元復調の兆しが見えている

2015年下半期と2016年上半期を比較すると過去と比べると弱いながらも収益回復の兆しが見えること。2016年3月末の決算を見てから投資するか迷いましたが、自社株買いも発表しているので自信があるのだろうと勝手に推測しました。(これはあくまで推測なので、次の決算も厳しいようだと保有継続か検討する必要がありますね。)

 

③半期の配当7円継続中

2015年3月期のEPSは15.2円ですが、1年で14円(半期7円)の配当を実施しました。これは配当性向92%です。

 

また2016年3月期の上期も同様にEPS6.4円にも関わらず配当7円が支払われました。つまり配当性向100%以上です。厳しい決算にも関わらず7円配当を継続しています。

 

財務体質が非常に良い会社であるためできることで、有利子負債は現預金で賄えるため実質無借金の会社です。また利益が下がったからといって減配しないのは、株主に対しての非常に良いアピールだと感じています。

 

ただ、本業が回復しないと意味がなく、業績回復が約束されているわけではないので、2016年3月期の通期決算を見て、保有継続 or 売却を判断したいと思います。

 

④大規模自社株買い(最大発行済株式数の10%)

最終的な決め手となったのは、最大発行済株式数の10%の自社株買いをやると発表した点です。私の購入時点では本当に自社株買をやるかは不明確でしたが、直近では自己株式取得数は少ないながらも日々買い付け数をホームページで公表していています。どの程度まで買い進めるかは判断しかねますが、少なくとも株主としては安心できます。

 

私の感覚では恐らく10ドル以下であれば配当利回り7%が確保でき、しばらくは様子見できる水準だと思っていたため購入していたと思います。

 

ダイナム株購入のための口座開設等に時間がかかったこともあり、たまたま7ドル台と8ドル台の株価で買うことができました。

 

勿論これ以上、下がることがあるのでラッキーかどうかは利益確定までわかりませんが、2016年2月22日現在で12.86ドルです。

 

どちらにしてもしばらく保有しているので、逆にこれだけ上昇している理由は今一つわかりません。。

 

次の決算が肝だと思っているので決算発表を待ちたいと思います。※12ドル水準だともしかしたら私は買ってないかもしれません。。投資は自己責任でお願いします。 また、気が変わりやすいのでいつ利食うかもわかりません。

 

3.「ダイナム香港上場(IPO)1年間の軌跡 ~パチンコ業界最大の革命を追う~」

この本を読んで、以下の点が心に残り、投資対象として株価が割安になったときは、投資しようと考えていたからです。

 

 ①2011年震災直後に社会インフラとなるべく店舗を可能な限りオープンさせ、明かりがつく店舗が少ない中、人々を安心させるよりどころとなった、地域社会とともに発展する姿勢が自分たちの収益になるという考えがあること

 

②「パチンコホール運営を上場させ、どういう運営が現行法において適法なのか、もしくは違法なのかを世間に示すことで、権力者の介入を心配することなく経営者が事業に専念できる環境を作り出すことは、パチンコ産業の規模の大きさから考えても日本経済にとっても意義のあることだ」上場するに際して社長が決意したこの言葉は印象的だったこと

 

③香港証券会社による153店舗の視察や数百ページに及ぶ目論見書作成、パチンコ業界の用語を英訳してまで上場し、パチンコ業界をよくしようという姿勢がみられること

④店舗数1,000 シェア10%程度を目指していること

 

実は10店舗以上展開するパチンコホール企業は4%程度しかないようです。つまりほとんどが1、2店舗、多くても数店舗しかないパチンコホールの個人経営が多いということです。調べてみてこれはかなり意外でしたね。

 

業界全体がどんどん収益が厳しくなっている中、ダイナムのように資本力のあるパチンコホールは厳しい中でも収益を上げる可能性があるんじゃないか、残存利益をとれるんじゃないかと考えました。

 

厳しい業界の中でも長期的な展望があるという点と志がしっかりある点は非常に評価できると思います。株式交換での店舗拡大も視野に入れており、「夢コーポレーション」ではまさにその通りM&Aをしました。

 

4.まとめ

パチンコ業界というと少しグレーな感じのする業界ではありますが、その中で非常に企業努力がみられるダイナム社に投資できたので、次の決算まで様子見しています。

 

欲張りではありますが、できることなら35ドル台に復活し、1,000店舗を達成していただき株主総会に出席したいです。

 

この投資が成功するかはこれからの業績次第ですが、少なくとも応援したい会社の一つです。ここまで一生懸命語っておきながら私はパチンコをしないので、株主として気持ちよく過ごせる空間はあるのか、お客が満足しているかどうかを感じに一度訪れてみたいと思います。

 

投資する前に一度訪れるつもりだったのですが、近所になかったというのはいいわけです。

ではまた!